ブログ入門

【初心者向け】ブログ100記事書くには?ネタ探しの考え方と方法

この記事でわかること
  • ブログ記事のネタ探しの重要性
    • 読者ニーズを満たすことができる
    • SEO効果が期待できる
    • 執筆計画を立てられる
  • ブログ記事のネタ探しの考え方
    • 市場ニーズを反映する
    • 自分の強み(書きたいこと)を活かす
    • 価値提供を意識する
  • ブログ記事のネタ探しの方法
    • 書き出す(自由なアイディア出し)
    • ツールの活用
    • マインドマップによる整理

こんにちは、「学びが人生を豊かにする」をテーマに本日は「ブログ記事ネタの探し方」について学んでいきましょう。

ブログを新しく開設して記事を色々と書く際に、どんなネタを書こうか、どんな順番で記事を書いていけばよいか悩むことはないでしょうか。
テーマやカテゴリは決まっていて、何となくブログ全体の構想はあったとしても、それが一覧表など具体化されていないと、なかなか執筆作業もはかどらないものです。

特に初心者の場合、まずは100記事書くことを目標にすると良いなども言われますが、100記事もネタを考えるのは結構大変なものです。
さらにブログ記事のネタ探しは、ネタ切れ近くになってから実施するのもありですが、より良いブログにするには、記事執筆前に実施するのが大切です。
特に記事同士に順序性や関連性などがある場合には、事前のネタ探しで全体像をあらかじめ明確化し計画的に執筆することが重要になります。

そこで本記事では、ブログで100記事を書くために必要なネタ探しの考え方と具体的な方法論について解説します。

対象読者
  • これからブログをはじめる方
  • ブログの記事ネタに困っている方

まだ、ブログ記事ネタをしっかりと洗い出しして整理したことがない人は、これから紹介する方法やポイントなどについて是非一度試してみてください。

記事ネタを事前に探すのはなぜ重要か?

記事ネタを探す重要性画像

ブログ記事のネタ探しを行い一覧として洗い出しをすることは、ブログの成功において非常に重要な要素になります。
記事ネタを事前に洗い出すことで以下5つの効果が期待できます。

  • 読者のニーズに合致したコンテンツ提供ができる
  • トピックの多様性とバリエーションが増える
  • 検索エンジン最適化(SEO)の効果がある
  • 長期的なブログ執筆計画を立てられる
  • 他のブログとの差別化が図れる

記事ネタの洗い出しは、ブログのコンテンツの質とバラエティを確保するために非常に有用です。
より多くの記事ネタを探しだして一覧化し、適切に選択することで、読者への価値の提供とブログの長期的な成功を実現することができます。

ブログ初心者の場合、まずは100記事を目安にネタ探しをして一覧化すると良いでしょう。
100記事という数字に明確な根拠はありませんが、まずは100記事アイディア出しできれば執筆していくのに困らなくなります。

  • ブログ全体の品質向上
  • 効率的に執筆ができる

【1-1. ブログ全体の品質が向上する】

ブログ全体の品質が向上する

読者のニーズに合致したコンテンツ提供ができる

ブログ記事のネタ探しを行い一覧として洗い出すことで、読者のニーズに合ったコンテンツを提供することができるようなります。

事前に十分なネタ探しをせず思いつきで記事を書いても、記事単位では特定の読者の課題解決に貢献できるかもしれません。
しかし記事間の繋がりなどが気薄になりブログ全体として読者のニーズを満たすことに弱くなってしまいます。
検索キーワードなどを考えながら、記事ネタを洗い出すことで読者のニーズを取り入れながら効率よくネタ探しができるようになるでしょう。

このように適切な記事ネタを洗い出しすることは、読者の関心や要望に応え、彼らが価値を見出せる情報を提供することを可能にしてくれます。

トピックの多様性とバリエーションが増える

ブログ記事のネタ探しや洗い出しを通じて、さまざまなトピックを取り上げることができるようになります。
これにより、さまざまな読者の関心やニーズに応えることができるようになるでしょう。
たとえば、ブログが料理に特化している場合でも、レシピ、食材の選び方、食事の健康効果、料理のテクニックなど、さまざまなトピックをカバーすることができます。

また、同じトピックに絞り続けると、読者は飽きる可能性があります。
記事ネタの洗い出しを通じて、新しいトピックやアプローチを取り入れることで、読者に新鮮さと興味深さを提供することができます。
多様なトピックを取り扱うことで、ブログの内容が予測可能でなくなり、読者にとって何度も訪れたくなるような魅力的なサイトになるでしょう。

検索エンジン最適化(SEO)の効果がある

良い記事ネタを選ぶことは、SEOにおいても重要です。

記事のネタ探しと洗い出しのプロセスにおいて、特定のトピックやキーワードに焦点を当てることができます。
ツールなどを用いてどのようなキーワードで検索されているかなどを知ったうえで、ネタ探しをすることで、SEOの効果(表示順位の向上)に寄与すると考えられます。

また、複数キーワードや質問型キーワードの利用など読者が実際に検索クエリとして使用するであろうキーワードを特定することができます。
これにより、より具体的で特定のニーズに対応したコンテンツを提供することができ、これらはSEO上位表示に効果的だと言われています。

さらに記事のネタ探しや洗い出しのプロセスでは、関連するトピックや記事を特定することができます。
これにより、関連するコンテンツ間で内部リンクを構築することができ、このことは、検索エンジンがウェブサイトの構造や関連性を理解する上で重要な要素となります。
適切な内部リンク戦略を採用することで、検索エンジンのクローラーがコンテンツを効果的に発見し、インデックスすること可能となるでしょう。

以上のような理由から、記事のネタ探しと洗い出しを通じて、検索エンジン最適化(SEO)の効果が期待できます。
適切なキーワードの選択や読者のニーズに基づいたコンテンツの提供、内部リンクの構築などにより、検索エンジンの評価やトラフィックの増加を狙いましょう。

【1-2. 効率的に執筆ができる(ネタに悩まない)】

効率的に執筆ができる(ネタに悩まない)

長期的なブログ執筆計画を立てられる

記事ネタの洗い出しを行うことで、執筆計画や記事間の順序性や関係性などの構築がしやすくなります。
記事ネタのリストやカレンダーを作成し、予め記事のテーマや順序を決めることで、効率的な記事制作プロセスを確立することができるでしょう。

また、長期的なブログ成長のためも重要です。
定期的な記事の提供と更新は、読者の獲得や検索エンジン上の信頼性向上につながります。将来の記事のアイデアを把握し、コンテンツのバラエティーと継続性を保つことで読者の関心を引き続けることが大切です。

ブログの記事ネタを効果的に100個探し出す方法

ブログの記事ネタを効果的に100個探し出す方法

それでは、実際にブログの記事ネタを100個探し出し一覧として洗い出しするにはどのようにしたらよいでしょうか。
具体的な方法論はいくつかあるかと思いますが、押さえておきたいポイントは以下の3つです。

  • 読まれる記事は何か(ニーズ)
  • 書きたいことは何か(シーズ)
  • 提供するサービスは何か(ウォンツ)

ブログというのは色々な形態がありますが、ユーザに価値を提供し何らかの対価を得るという側面がある場合それは一種のビジネスです。
つまり、記事を書くという行為はブログという商品を作成している行為、即ち商品開発と言い換えられます。
そのため、マーケティングや商品開発の基本原理が応用可能です。

重要なのは、あなたが持っている知識や経験、強みなど発信したい情報は何という「シーズ」。
読者が知りたい・読みたいと思っている情報何かという「ニーズ」。
そしてそれらのシーズやニーズから読者に提供する価値やサービスは何かという「ウォンツ」を満たすようにブログ全体で記事を書くべきだということです。

もちろんこれら3つのバランスをどうとるかは、ブログのコンセプトによって異なってくると思います。
所謂アフィリエイトブログなどは、何をアフィリエイトするのかという「ウォンツ」や検索キーワードなどの「ニーズ」をベースに考える場合が多いでしょう。
逆に雑記ブログなどはビジネス色を薄めて自分が書きたいことを優先するのもありです。

いずれにしても、自分のブログをどのようなブログにしたいのかというコンセプトや目的に応じて、上記3つのポイントを押さえてネタ探しをするのが効果的です。

それでは、記事にネタ探しと洗い出し方法のSTEPについて具体的な例を紹介します。

【2-1.STEP1:思いつくままに書きだす】

思いつくままに書きだす

まずは、思いつくままに書きたいことを書き出してみてください。
テーマに関するキーワードや競合するブログの記事などを先に参考してしまうと、そちらに考えなど思考が引っ張られることがあります。
そのため、まずは自分の頭だけで書き出してみるのがおススメです。
メモ帳などに箇条書きにするのも一つの手ですが、ツールの活用なども検討してみてください。
例えば、マインドマップなどは考えていることを表現する有効なツールで、無料のソフトなども公開されているのでぜひ使ってみてください。

マインドマップ(英: mind map, mindmap)とは、トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。

URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/マインドマップ 最終更新 2022年12月30日 (金) 04:45 

マインドマップだけでなく、時間制限を設け品質にこだわらずにとにかくアイディアを書き出していく一人ブレインストーミングも有効です。
ここで100記事をアイディア出しする必要はありませんが、可能な限り多くのアイディアをまずは書き出していってください。

自分を中心とした記事ネタの洗い出しになるので、ここのSTEPがシーズ志向の洗い出しのSTEPになります。

【2-2.STEP2:ニーズ調査して書き出す】

ニーズ調査して書き出す

STEP1で書き出した結果に対して、外部の情報をベースに記事ネタを追加していきましょう。
ここでの目的はニーズをしっかり取り入れるという、ニーズ志向の洗い出しをすること。
そのためにはいくつかツールなどを使うことが有効です。

有効な手法の一つとして検索キーワード調査があります。
例えば書きたい記事のテーマが「ダイエット」だとした場合、ダイエットに関するニーズはユーザがどのような検索キーワードを関連語に入れて検索したかで把握することができます。
どのようなキーワードで検索されているのか、また、どのくらいの量検索されているのかなどが分かれば、ユーザのニーズや市場規模などを把握することに繋がります。

有名なキーワード調査ツールは例えば「ラッコキーワード」など。
他にもキーワードツールは色々ありますので、以下の記事も参考にしてください。



例えば「ラッコキーワード」ではキーワードの関連語を網羅的に調査することが可能です。
「ダイエット」というキーワードの例では以下の画像のようにダイエットに関連したワードがツールから取得可能できます。

ラッコキーワード

「ダイエット」というワードは関連テーマが大きいのでこれだけでも920件もの関連語が取得できますが、さらに関連語を使用して深堀が可能です。
例えば「ダイエット アプリ」という複数後のキーワードをさらに「ラッコキーワード」で検索することでより多くのキーワードが取得できます。

このようにキーワードツールを活用することで、市場ニーズを反映した膨大な量のアイディアが取得可能です。
STEP1のアイディア出しとツールを使用したアイディア出しで100個以上はアイディアを抽出しましょう。

また、競合調査としてSEO上位記事を参考にするのも有効です。
記事の内容をそのまま盗用するのはNGですが、観点や切り口などを参考に自分の洗い出した内容に追加していくのはごく真っ当な手段です。

このように、自分だけからは出てこないネタをニーズや競合調査など外部の情報をもとに追加していくことで、よりブログの記事に深みと多様性を持たせましょう。

【2-3.STEP3:記事ネタをまとめる】

記事ネタをまとめる

STEP1とSTEP2で一通りの記事のネタ探しと洗い出しが完了したら、一度それらを整理してみましょう。
やりやすいのはSTEP1で使用したマインドマップをそのまま活用することです。
洗い出した記事をマインドマップを使用してつながりなどを意識して整理してください。
そうすると自然と記事同士の親子関係や必要な内部リンク構造などが出てくると思います。

また、記事同士の関連性が薄く独立した記事が発生している場合には、それらのまとめページが追加できないか検討してください。
いわゆる「ピラーページ」というもので、特定のテーマやトピックの包括的な情報を提供するまとめ記事のことで、関連するサブトピックへのリンクを提供することで、ユーザーに深い情報を提供する効果があります。

ピラーページとは、関連するサブトピックやサブページとの関連性を強調し、ブログのコンテンツの組織化やSEOの観点から重要な役割を果たします。
典型的なピラーページは、包括的な情報を提供し、関連するサブトピックへのリンクを提供することで、ユーザーに深い情報を提供する役割を担います。
ピラーページは、ブログのコンテンツ戦略の中核となる重要な要素であり、読者に価値のある情報を提供する高い効果が期待できます。

最後にブログ全体として最終的に何らかのサービス(ウォンツ)を提供できているのか見直してください。
つまりは、ユーザが何らかの課題をもってキーワード検索して記事を読んだ結果として、課題が解決するサービスや商品・情報などが提供できているかどうかです。

例えば、コーヒー豆を買いたいというユーザがいたとします。
その人は美味しいコーヒーが飲みたく、自分に合った豆を知りたいというニーズをもって「コーヒー豆 種類」などで検索する可能性があります。
そこでブログ記事として、いろいろな種類のコーヒー豆の飲み比べ比較みたいな記事を提供すると、ユーザのどんな豆を買えばよさそうかというニーズの一つは解決します。
さらにはそのブログでコーヒー豆を購入できるようにアフィリエイトリンクすることでユーザのウォンツが解決されるでしょう。

ただし注意点として、商品を売ることを第一目的とした記事にはすべきではないということは意識してください。
良くある話ですが、特に自分が本当にお勧めするものでもないのに、利益率が良いという理由で商品を売るというのは、ユーザ視点としてはやめてほしいですよね。


まとめ

ブログの記事を書く上で、記事のネタ探しをすることの重要性と100個の記事ネタを洗い出す方法について解説しました。
特に特化ブログを書く際にはサイト設計などの一環として、こうした記事の洗い出しは必須です。

本ブログは、ブログ初心者が記事を書いているということもあり、収益化するための方法などを解説しているわけではありません。(そんな知識もないので)
一方で一般的なビジネスとして考えると、記事のネタ探しや洗い出しというのは商品開発の考え方に多く当てはまることなので、その観点から実施すべき事柄であるといえます。

ブログを開設して、記事を書く前でも記事を書きながらでもどちらでも大丈夫だとは思うので、ブログ開設して間もないうちに、是非取り組んでみてください。

ブログ記事のネタ探しの前に、ブログの始め方について知りたい場合には、下記の記事から読んでみてください。






ABOUT ME
ミスタ
ミスタと申します! このブログは主に日々学んでいる知識についてアウトプットしていくことを目的としたブログです。 その他、趣味や戯言なども時々書いたりもします。 最近は専らAI関連が興味の対象です。 このブログが少しでも誰かの役に立てればと思っています!